2024年9月30日をもって、改定したStrava サービス利用規約、プライバシーポリシー、法的根拠、Cookieに関するポリシーが発効します。当社では、ユーザーのみなさまがStrava上で共有できるコンテンツや、当プラットフォームの利用方法に関して、明確な情報を提供し、ご希望通りに管理いただけるよう、継続的に取り組んでいます。以下、変更点の概要と、改定に関するQ & Aをご確認ください。
改定内容について
今回の改定の要点:
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- 各国ユーザーへの適用に関する定め。当社の定めが各国のユーザーに対しどのように適用されるかについて、より詳しく定めました。
- 許容可能な利用。当社のコミュニティにおける安全で包摂的なやり取りを推進するため、Strava に投稿してよいもの (および投稿すべきでないもの) について、より明確かつ容易に理解できるようにしました。
- Al機能。AI については、多くのみなさまと同様に当社も強い関心を持っており、AI を活用してユーザーの製品体験をより高める方法の特定に努めています。このため、当社の AI 機能におけるデータの使用法についての説明を加えました。
- パーソナライゼーション。ユーザーの製品体験をパーソナライズするための、当社の取組みに関する情報の透明性を高めました。
新規約の発行日
改定された規約は2024年9月30日に発効します。同日以降、本サービスの利用を継続する場合は、改定された規約に同意する必要があります。
ユーザーの製品体験をパーソナライズするためのデータ利用に関して
当社は、ユーザーが興味を持ちそうなStrava上のセグメント、ルート、チャレンジ、クラブ、あるいは、フォローしたいと思われるユーザーや、試したいと思われる新機能を提案することにより、ユーザーの製品体験をパーソナライズすることがあります。当社は、各ユーザーが取り組んでいるスポーツタイプや、コンテンツへのユーザーエンゲージメント (インプレッション、クリックなど)、基本的な人口統計情報、おすすめルートに関連する位置情報、ユーザーのネットワーク情報などのデータを使用します。詳しくはStravaサービス利用規約をご覧ください。
当社はまた、SDKなどのモバイル分析を含む、Cookieやその他のトラッキング技術を使用して、ターゲット広告への情報を作成し、関連性の高い広告を提供しています。詳しくは、 Cookieに関するポリシーをご覧ください。
「利用者の権利と当社の法的根拠」のページにあったデータ保護権に関する情報について
これらの情報については、プライバシーポリシーのページで明記することとし、ユーザーの権利と特定の法律の下での適用方法について、詳細を追加しました。「利用者の権利と当社の法的根拠」のページを整理し、当社がユーザーの個人情報を利用する際に依拠する法的根拠に焦点を当てています。
StravaはAI機能でどのようにデータを利用していますか?
当社は、大規模言語モデル(LLM)を含む機械学習または人工知能を使用して、リーダーボード上の異常を検出し、おすすめルートを生成します。また、当社のアスリートインテリジェンス機能など、パーソナライズされたトレーニングガイドを提供します。可能な限りAI機能には、集約・匿名化された情報を使用します。ユーザーのプライバシーコントロールおよび公開設定によっては、トレーニング分析やおすすめルートを提供するAI機能に、ユーザーの健康状態や位置情報などの個人情報を使用する場合があります。
AI機能に個人データを使用しないようにするにはどうすればよいですか?
トレーニング分析とおすすめルートを提供するアスリートインテリジェンス機能は、現在、ベータ版としてのみ利用可能です。ベータ版への参加を選択された方は、いつでも参加を取り消すことができます。詳しくはこちらをご覧ください:https://support.strava.com/hc/en-us/articles/26786795557005-Athlete-Intelligence-on-Strava-Beta
おすすめルートは、あなたの現在地に基づいて、ルートを提案します。デバイスの位置情報の追跡を停止したい場合は、デバイスの設定を変更することでいつでも停止できます。
Stravaは、アプリを使用していないときにも私の位置情報を使用しますか?
Stravaは、ユーザーがアプリを使用していない間、ユーザーのデバイスの位置情報を追跡しません。当社のほとんどの主要機能(GPSアクティビティ追跡、ルート、セグメントリーダーボードなど)を機能させるためには、ユーザーのデバイスのプライバシーコントロールにおいて、ユーザーが本サービスを使用している間にデバイスの位置情報を追跡する許可を当社に与える必要があります。デバイスによっては、ユーザーがアプリを使用していないときでも、ユーザーのデバイスの位置情報を追跡する許可を当社に与えることができる場合があります。ただし、ユーザーがアプリを使用していないときに、ユーザーのデバイスがユーザーの位置情報を送信したとしても、Stravaはそれを使用しません。デバイスの位置情報の追跡を停止したい場合は、デバイスの設定を変更することにより、いつでも停止することができます。
Stravaの規約は各国のユーザーにどのように適用されますか?
詳細に関しては、当社のサービス利用規約およびプライバシーポリシーの改定についてお読みいただくことをお勧めしますが、基本的に、ユーザーが欧州経済地域にお住まいの場合、StravaのサービスはStrava Ireland Limitedによりユーザーに提供されます。それ以外の場合、Stravaのサービスは、Strava, Inc.により提供されます。
Stravaを継続利用するのに、規約改定に同意する必要があるのは何故ですか?
今回の改定がユーザーの法的権利に影響を与え、2024年9月30日以降、本サービスを継続利用するユーザーに対して法的拘束力を持つためです。変更内容を明記し、容易に確認いただけるようになりましたので、同意にご協力いただけますようお願いいたします。
規約改定に同意できない場合
Strava サービス利用規約およびプライバシーポリシーに同意しない場合は、Stravaの使用を中止し、アカウントを削除してください。アカウントの削除は即時かつ不可逆的に行われるため、データのエクスポートを希望する場合は、削除前に行う必要があります。詳細はこちらをご覧ください。
なぜ規約改定のメールが届いたのですか?
Strava サービス利用規約やプライバシーポリシーに重要な改定を行った際は、ユーザーの法的権利に影響を与えるため、Stravaの全メンバーに電子メールを送信しています。これらの電子メールは、取引上必須とみなされ、配信を停止することはできませんのでご了承ください。
メールニュースレターやStravaリサーチなどの、ユーザーのメール通知設定は一切変更しておりません。通知設定を見直したい場合は、設定メニューから「Eメール通知」をご確認ください。
以前の規約を見ることはできますか?
はい、可能です。 改定された各規約ページの下部にあるリンクから、直近の規約をご覧いただけます。また、以前のStrava サービス利用規約はこちらから、以前のプライバシーポリシーはこちらからご覧いただけます。また、改定に関するQ & Aについては、以下を参照してください。
2023年度版からの変更点に関するQ & A
すべてのユーザーではなく、未成年者にだけ、プライバシーの保護を強化するのは何故ですか?
Stravaの重要な信念の1つは、人が人を動かすことであり、より広いコミュニティに参加することで、探求心、インスピレーションやモチベーションを引き出すことができるというものです。このような体験を望むユーザーは、自身の詳細なプロフィールやアクティビティの詳細を、他のユーザーに公開することができます。同時に、自身のアクティビティの一部またはすべてを非公開にしたいと希望するユーザーもいます。
そのような中、未成年者は潜在的に脆弱であり、特別な注意と保護が必要であると考えます。18歳未満の方がStravaに参加する場合、彼らの最善の利益を保障するため、デフォルトで強化したプライバシー保護を設定します。
Stravaでは、ユーザーそれぞれが希望通りにプライバシーコントロールを設定できる機能と、機能詳細に関するサポートページを提供しています。プライバシーセンターをご覧いただき、ご自身の意図した内容で設定されているかどうか、今一度ご確認いただけると幸いです。ご質問は、サポートチームまでご連絡ください。
ユーザーの個人情報を「金銭的な目的」で販売しないとは、どういう意味ですか?
当社はユーザーの個人情報を販売したことはなく、現在も行っていないことを明言します。この「販売」とは、従来の意味での、金銭を目的とした販売です。しかし、カリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)など、米国のさまざまな州法では「販売」をより広い意味で定義しており、ターゲット広告を提供するためにサードパーティのCookieを使用する行為などの、非貨幣的取引を含む場合があります。Stravaでは、分析およびターゲット広告を提供するためにサードパーティのCookieを使用しています。詳細は「Cookie に関するポリシー」内に記載していますが、ユーザーが非必須サードパーティ Cookieに同意することが条件となっています。これらの法律の施行に伴い、ユーザーに個人情報に関してより明確な情報を提供し、新たな法的状況をよりよく反映すべく、プライバシーポリシーを改定しました。
ターゲット広告について詳しく教えてください。
プライバシーポリシーに記載の通り、ユーザーが当社のCookie バナーから非必須サードパーティ Cookieの使用に同意した場合、当社はユーザーの個人情報を使用してStravaのターゲット広告を送信する場合があります。例えば、当社のCookie バナーから非必須サードパーティ Cookieに同意した場合、他のウェブサイトやSNSプラットフォーム上にStravaの広告が表示されることがあります。
Cookieの設定を確認したい場合は、こちらをご覧ください。また、Stravaのウェブサイト最下部のフッターにある「個人情報の共有を希望しない」をクリックするか、モバイルアプリ内プライバシーコントロールの「個人情報の販売オプトアウトについて」をタップし、指示に従って操作すると、ターゲット広告用の個人情報の共有を停止できます。
ヒートマップ、Points of Interest、Metroなどのコミュニティ主導の機能について、詳しく教えてください。
ユーザーがコミュニティ主導の機能のために集約・匿名化されたデータを提供することで、唯一無二のデータセットを強化でき、アーバンプランナーは歩行者とサイクリストのためにインフラを改善し、ユーザーはコミュニティの知識を生かして容易にルート計画できます。
これらの集計データセットには、マップの公開範囲設定で非表示にした住所や、公開範囲を「自分のみ」に設定したアクティビティ、集計データへの貢献を無効にしたユーザーのデータは含まれません。ヒートマップとMetroは、ユーザーの氏名、住所、その他の個人情報を表示することはありません。
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