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不正確なGPSデータ

対応者:Rochelle Garcia

アクティビティの記録中に、GPSデータが正確に記録されず、お困りですか? 不正確なGPSデータとは何か、なぜ発生するのか、そしてそれを防ぐにはどうすればよいかについて、以下の情報をご確認ください。

不正確なGPSデータとは?

「不正確なGPSデータ」という表現は、お使いのGPSデバイスによって記録された位置情報 (またはその他の) データが、実際のアクティビティを正確に表していないあらゆる状況を指します。 GPSデータが不正確な場合、Stravaでのアクティビティの距離が一部記録されなかったり、余分に記録されたりする場合があります。また、セグメントがまったくマッチしなかったり、正しく記録されなかったりするほか、標高データや、アチーブメント (推定ベストエフォートなど) が不正確になるといった問題が発生します。

  • 単にお使いのデバイスとGPS衛星との接続が途切れてしまい、データがまったく記録されなかった可能性があります。 アクティビティに対応するマップがなかったり、開始地点と終了地点が直線で結ばれて表示されたりする場合があります。また、アクティビティが自動的に屋内アクティビティとしてタグ付けされるケースもあります。

  • お使いのデバイスが、実際のルートから外れたGPSポイントを記録してしまった可能性があります。 この記事で取り上げた具体例をご覧ください。

不正確なGPSデータが発生する原因とは?

GPSデータの正確性は多くの要因に左右されます。完璧なデータは存在せず、実際、どのようなGPS記録にも多少の誤差がつきものであることを念頭に置くことが重要です。 環境要因をひとまず脇に置いて考えると、GPSハードウェアやソフトウェアの品質はデバイスによって異なります。そのため、お使いのデバイスが最高レベルのパフォーマンスを発揮している場合でも、記録の正確性には常にいくらかの誤差が生じる可能性があります。

GPSは、上空にある複数の衛星とデバイスが接続され、その間を信号が往復する時間を精密に計測することで機能しています。 信号の移動速度は一定であるため、デバイスに信号が届くまでの時間をもとに、デバイスとそれぞれの衛星までの正確な距離が算出されます。 それぞれの衛星の位置と、衛星とGPSデバイスとの間の距離が分かると、三角測量の原理によってデバイスの位置が割り出されます。 詳しくはこちらをご覧ください。

極めて高速な信号を精密に検出する必要があるため、信号の受信にわずかな不正確さが生じたり、信号そのものに乱れが起きたりした場合は、報告される位置情報に大きなズレが生じる原因になります。 そのため、木々が密集した場所、急な斜面、高層ビルなどの環境要因や、厚い雨雲によっても、デバイスと衛星の間でやり取りされるGPS信号の通信が影響を受けたり、遮断されたりする場合があります。

不正確なGPSデータの具体例

  • GPSドリフト:以下は、GPSドリフトの典型的な例です。上り坂の3分の1ほど進んだところにある、高い木々が密集したエリアで発生しています。 以下のアクティビティが示すように、GPSの軌跡は木々に遮られる場所に入るまで、非常に高い正確性で道路に沿って記録されています。しかし、木々に遮られた時点から道路から外れ始めています。ルート自体は概ね道路の形状に沿っているものの、その正確性は大幅に低下しています。 GPSデータがこのように不正確な場合、実際に走行した距離よりも短くアクティビティに記録されたり、本来であればマッチするはずのセグメントにマッチしなくなったりすることがあります。

    Col_de_Pantol___Strava_Ride-1.jpg
  • GPS信号のロスト:環境的な要因により、GPS信号が途中で途切れたり、しばらくしてから再び接続されたりすることがあります。 このような場合、信号ロストの前後の地点は、(2点間の経過時間に関わらず) 連続する2つの位置データとして処理され、マップ上ではその間が直線で結ばれることになります。 このような信号のロストが発生した場合、実際に走行した距離よりも短くアクティビティに記録されたり、本来であればマッチするはずのセグメントにマッチしなくなったりすることがあります。

    Heifer___Strava_Ride-1.jpg
  • GPSバウンス:高層ビルの周囲では、GPS信号がデバイスと衛星の間を移動する間にバウンス(反射)することがあります。それによって電波の移動距離が伸びるため、デバイスによる位置情報の計算において、余分な時間が加算されてしまいます。 次の画像のように、このバウンスによってGPSの軌跡がブレることがあります。 このような不正確なGPSデータが原因で、実際に走行した距離よりも長くアクティビティに記録されてしまうケースが頻繁に発生します。GPSの軌跡のジグザグした点がすべて直線で結ばれて処理されるためです。 これが原因で、アクティビティに不正確なアチーブメントが記録されたり、本来であればマッチするはずのセグメントを逃してしまったりする場合があります。

    Morgendliche_Radfahrt___Strava_Ride-1.jpg

不正確なGPSデータを修正する方法

Stravaでは、明らかに不正確なデータを除外して分析結果を最適化するよう最善を尽くしていますが、最終的には、GPSデバイスから送られてくるデータを最大限に活かすことしかできません。 別の言い方をすれば、デバイスに不正確なGPSデータが記録された場合、Strava側でデータを改善するためにできる対策は、その不正確な部分を除外することだけです。 残念ながら、何らかの理由でアクティビティの一部がGPSで記録されなかった場合、Strava側で不足しているデータを「補完」したり、不正確なデータを「修正」したりすることはできません。 それでも、これまでのエフォートをしっかりと記録に残し、アクティビティでのGPSデータの表示方法を管理するための優れた選択肢がいくつかあります。

  • アクティビティにセグメントがマッチしなかったものの、本来はマッチするはずだと思われる場合は、Stravaのサポートチームにそのセグメントの確認を依頼し、ライドやランニングに強制的にマッチさせるようリクエストすることができます。 ただし、セグメントのタイムを調整することはできません。 詳しくは、セグメントマッチの問題の詳細情報をご覧ください。

  • 場合によっては、アクティビティで計算された標高データを修正することができます。 詳しくは、標高に関するQ & Aをご覧ください。

  • ライドやランニングの開始直後や終了間際に不正確なGPSデータが記録されてしまった場合は、アクティビティを切り取る機能を使用すれば、最も影響を受けている部分だけを簡単にカットできます。 詳しくは、「切り取る」ツールの詳細情報をご覧ください。

  • 記録されなかった距離を補うためにマニュアルアクティビティを作成できます。ただし、このデータはStravaチャレンジには計上されない場合があり、セグメントマッチも行われません。 この機能の仕組みについて詳しくは、 こちらをご覧ください。

  • 一緒にいた友達がGPSでアクティビティを記録していた場合、その友達にアクティビティ詳細ページにある「友達を追加」ボタンをタップしてもらう方法があります。タップすると共有リンクが作成され、そのリンクを友達から受け取ることができます。 この方法で、アクティビティコピーを自身の記録としてアップロードできます。 この機能の仕組みについて詳しくは、 こちらをご覧ください。

不正確なGPSデータの発生防止方法

幸い、不正確なGPSデータが記録されるのを防ぐためにできることは、記録されてしまったデータを修正するためにできることよりも多くあります。 すでに説明したように、デバイスによってGPSハードウェアの性能は異なるため、デバイス特有のコツや裏技がありますが、使用しているデバイスにかかわらず、重要な基本対策を取り入れることでGPSデータの精度を向上させることができます。

  • デバイスはポケットの奥深くに入れるのではなく、できるだけ高く、かつ遮るものがない状態で、取付または携帯してください。

  • 自然の峡谷や、高層ビルが立ち並ぶ都会の通り、木々が密集した場所など、GPS信号の受信に常に問題が生じるような環境は、できる限り避けるようにしてください。

  • 多くの場合、ライドやランニングを本格的に始める前に、空が開けた場所で、デバイスが信号を受信するまで数分間、時間をとると効果的です。

  • デバイスの電源を切って入れ直したり、GPSを無効にしたり有効にしたりするだけで、うまくいくこともあります。

  • 特定のデバイスについては、メーカーが常に最新かつ最も適切な情報を持っていますが、当サイトでもAndroidとiPhoneのトラブルシューティングに関するいくつかの提案を用意しています。

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