パワーメーターを使用してライドするStravaサブスクライバーは、高度なパワートレーニング分析を使用して、よりスマートにトレーニングできるようになりました。
機能一覧:
- 加重平均パワー は、すべてのパワーの変動を加味し、ライドの平均パワーを算出します。単純な平均パワーを用いるよりも、全体的な負荷を示すことができる優れた指標です。
- トレーニングロード は、ライド中のパワーと機能的作業閾値パワー(FTP)を比較し、ワークアウト中に身体にかけている負荷を確認することで、計算されます 。トレーニングロードを使うと、ワークアウト後に必要な休息を判断することができます。
- Strava における強度 は、ライドの難易度を示す指標です。 Strava はライドの加重平均パワーを確認し、これをFTPと比較します。たとえば、加重平均パワーが 225WでFTPが 300Wの場合、強度は 75% になります。
- パワーカーブは、1秒からライドの合計時間まで、最高平均パワーを表示します。ライド中のベストエフォートと、過去6週間、今年、過去すべてのベストエフォートを、ピンポイントで比較することができます。パワーカーブはワット(W)またはワット/キログラム(W/kg)で表示されます。パワーカーブに表示される情報を使って、他のアスリートにあなたの体重を推測される可能性があります。アクティビティに表示される統計データをコントロールするには、 こちらの記事をご覧ください。
- パワーゾーン分布:パワーカーブが特定の時間におけるベストエフォートを表示するのに対し、パワーゾーンはライドの毎秒ごとのチャートを表示し、FTPに基づいたトレーニングゾーンごとに分布します。
- 25W パワー分布: パワーゾーン分布と同様に、25W パワー分布は、ライドにおける1秒ごとのパワーを、トレーニングゾーンを0から25Wごとに最大出力値まで分類します。
- トレーニングタブ内のパワーカーブ: アクティビティのパワーカーブと同様に、 トレーニングタブ内のパワーカーブでは任意の2つのパワーカーブを比較することが可能です。たとえば、過去6週間と全期間のパワーカーブを比べて、進捗度合を確認することができます。
FTPの計算
少なくとも数週間から1ヶ月ごとに、トレーニング中にFTPをテストすることをお勧めします。FTPテストを最大限に利用する方法はこちら:
- 継続して60分間最大限の負荷をかけることは、身体とトレーニングプログラムに極端な負担がかかります。また、60分もの間、妨げるものがなく、安定したワット数を維持できる道を見つけるのは容易ではありません。従って、FTPを計算する最も簡単な方法は、20分間の最高平均パワーを取得し、5%を差し引く方法です。60分間の運動により身体にかかるのと同等の生理学的負荷をもたらすには、20分間という長さは十分であり、シーズン中に継続して行うには適切であると考えられます。
- 毎回のテストで、同じコンディションを再現してみましょう。たとえば同じ道をライドしたり、同じトレーナーやローラーで行います。
- 元気な状態で行いましょう。(テスト前の数日間のトレーニングロードは、軽めに設定してください。)
- しっかりウォームアップを行ってください。
FTP設定
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ウェブサイトでは、右上のプロフィール写真にカーソルを合わせ、「設定」をクリックして 「設定」ページ に移動します。
- ページ左側の 「My パフォーマンス」 タブをクリックします。
- 機能的作業閾値パワー(FTP)の欄に入力します 。
- 「My パフォーマンス」 では、FTP値の日付管理も行えます。過去のワークアウトはその当時のFTPをもとにゾーンやフィットネス値を算出し、現在のワークアウトは最新のFTPをもとに算出することができます。フィットネスグラフに関しても、FTPの変動が反映されます。
- ページ左側の 「My パフォーマンス」 タブをクリックします。
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モバイルアプリでは、「あなた」から「プロフィール」 へと進み、「編集」(鉛筆アイコン)を選択してください。
- パフォーマンスポテンシャル欄内の 機能的作業閾値パワー(FTP) に記入してください。
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