Fitness & Freshnessは、フィットネス、疲労、フォームのレベルを長期間にわたって記録するのに役立ちます。Fitness & Freshnessチャートは、Stravaサブスクリプションでご利用いただけます。
Fitness & Freshnessの計算方法
フィットネスの定義は複雑ですが、トレーニングの積み重ねと解釈すれば簡単です。 この種のFitness & Freshnessチャートはエンデュランスアスリート達の間で人気がありますが、最初は理解しにくいことがあります。概して、どれだけトレーングを積んだかより、どのようにトレーニングを積んだかの方が重要です。可能であれば、今の自分の状態と、健康だった時期の過去の自分を比較することをお勧めします。そうすれば、現在の健康状態を判断し、より良い状態に改善できるでしょう。
- フィットネススコアはトレーニング負荷および相対的エフォートを使用して計算され、毎日のトレーニングを測定します。また、インパルス応答モデルを利用して、長期間にわたる効果を数値化します。このため、トレーニングによるフィットネスの成果およびブレイク中の後退を直感的に把握することができます。
- Fitness & Freshnessチャートは、毎日のトレーニングを数値化するために、トレーニング負荷および相対的エフォートを使用します。トレーニング負荷はパワーデータを使用して計算され、 相対的エフォートは心拍データまたは登録された主観的運動強度 を使用して計算されます。
- パワーデータが利用できないStravaサブスクライバーには、相対的エフォートのみを使用するチャートを生成します。相対的エフォートとトレーニング負荷の両方が登録されているライドが10回以上あるアスリートには、この二種類のデータの内いずれか最適な方が選択されて計算され、心拍数または主観的運動強度のデータがあり、パワーのデータがないライドのトレーニング負荷の入力に使用されます。
Fitness & Freshnessチャートの閲覧方法
Stravaウェブサイト上部の トレーニング タブにカーソルを合わせ、ドロップダウンメニューから Fitness & Freshness を選択します。
- チャートに表示する期間を選択したり、疲労とフォームの表示をオンにして、縦ラインでトラックすることができます。
- グラフの任意の点をクリックすると、その日付が固定され、その日の特定のフィットネス、疲労、フォームの値が表示されます。
- チャートの下に、フィットネスの値に貢献した関連アクティビティと、そのトレーニングインパルスが表示されます。チャートのいずれかの箇所をクリックすると、日付の固定が解除されます。
- レースは 赤く表示されるため、より長期間にわたるフィットネスを分析するのに役立ちます。フィットネススコアの右に表示されている小さな数字は、過去7日間でのフィットネスの変化を示します。
詳細情報
Stravaのフィットネス、疲労、フォームの測定方法は、1975 年に Eric W. Banister 博士により開発されたインパルス応答モデルに基づいています。このモデルは、後に Andy Coggan 博士によりサイクリングに適用されました。このコンセプトは、あらゆるトレーニングストレスの測定にも適用できます。例えば、初期のモデルは心拍数やタイムの平均値を使用しましたが、Strava では専用のパワーメーターにより収集されたパワーデータから算出したトレーニング負荷を使用しています。
- 疲労の概念は分かりやすいものであり、パフォーマンスに限界をもたらす疲労感を意味します。フィットネスと同じ方法で、しかし短いタイムスケールで作成しています。激しいトレーニングを数日行った後はスコアが急激に上がり、また数日間トレーニングを行わない場合は急降下します。
- 良好なフォーム「ピーク」は、疲労しておらず、コンディションが良い状態を表します。ここではフィットネススコアと疲労スコアの差異を基に作成されています。
詳細は、 トレーニング用語集をご覧ください。
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